2023年09月19日

厚生労働省は残業代を算定する基準から在宅手当を

外す方向で調整に入ったようです。これまでは月給に

含めた扱いだったが必要経費として切り離します。

新型コロナウィルス下でテレワークが広がり、手当

を導入した企業が払う残業代が膨らんだため見直すよ

うです。

在宅手当は一般的に自宅で作業するために購入した

機材の費用や、光熱費、インターネット代の増額分な

どを補うために支給します。手当を払っている企業で

も「実費の弁償」とみなせば賃金に含まれないが、ど

こまでを業務費用とみなすか判断が難しい面がありま

す。そのため手当全額ではなく一定額を残業代の算定

基準から除く案もあるようです。弊事務所でもテレワ

ークを始めてから在宅勤務手当を支給しているので今

後の動向を注意していきます。